2008年10月11日

『秘密』 : 精神愛

【月詩Blog】で『精神愛』という言葉が出ていて、ああ、まさにそれだ!と思いました。2007特別編考察と薪さんの気持ちで、「欠かすことのできない大切な存在。何て言うのかな、ずっと共存したい相手?ある意味、依存している?」と、良い言葉が出ずに悩んでいたのがスッキリしました。

では、雪子さんの存在はどうなるのか?
精神愛だとしたら、青木を雪子さんごと一緒に愛せる、認められるのではないか?

私は、薪さんは2人を認めていたのだと思います。
「まあ わかっていた あいつが 惹かれていくのは」
諦めの感情と共に。

だからこそ雪子さんに指摘された時、激しい怒りとなったのでしょう。

…何か見落としがあるかな。今、どうしてもこれだけ書きたくなったので、もう寝る時間をとっくに過ぎているけど書きました。オヤスミナサイ。

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ほのぼの、にっこり、良い気分の映画 : THE GIRL WHO LEAPT THROUGH TIME  時をかける少女

cover高校2年生、紺野真琴のその日は、朝からついていなかった。寝坊して遅刻しそうになって自転車を飛ばし、授業では小テストがあり、調理実習では天ぷらを揚げるのに大失敗、喧嘩にも巻き込まれる…、しかし理科実験室では怪しい人影を見て、その後、不思議な体験をする。そして仲良しの同級生、津田功介と間宮千昭と分かれた後、真琴は踏切での自転車事故をきっかけにタイムリープの能力を身につける。はじめはタイムリープをしまくって毎日を楽しくしていた真琴だが、功介が下級生に告白されたのをきっかけに千昭から告白を受け、タイムリープで無かったことにしてしから、3人の関係に微妙な変化が起こり…。

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2008年10月10日

『秘密』 : 薪さんと青木の軌跡6

『秘密2002』(2巻収録)より

■拉致
天地の襲われた公園にいる青木を先輩の岡部が見付け、勝手なマネをするなと諭します。岡部をそこにやったのは薪さんです。青木も薪さんもお互いの行動が読めるんですねえ。
「青木を2人目にするわけにはいかないーー」
しかし青木はまんまと掴まり、気を失います。岡部が青木の携帯にかけても繋がらないことを知った薪さんは、岡部を連れて軽井沢に向かいます。何だか分からない岡部。薪さんは思います。
「青木 あの」
バカ!という言葉が続くのでしょうね。一方、青木は夢の中で薪さんに怒られていました。やっぱり以心伝心だなあ、この2人。
「ついでに今謝っておこう すいません すいません 薪さん」
夢の中でも謝っている青木が可愛いです。そして青木は冷凍室に入れられます。

■再会
青木は夢の中で天地と再会しますが、寒さのため体が動かなくなります。天地はここにいてと青木を抱きしめます。青木は段々と気持ちよくなり、
「このままオレが死んでも大丈夫 ちゃんと薪さんがオレの脳をみてくれる あの人ならオレと違ってきっと全部わかって事件も解決」
ヘリの時といい簡単に命を諦めようとする青木です。しかし脳ではなく心臓を送ると言っていたのを思いだし、ギクッと目を開けます。そして薪さんの不機嫌そうなアップ。
「心臓ではダメだ…何もわからない」「死んでも役にたたない ダメだ ただの犬死にだ」
「まったく何の…何の役にもたたん!!このバカ!」
薪さん、前回に続いてバカ発言です。でも愛情がこもってるんですよね〜。
「薪さん! 薪さんまって下さい」
青木は天地を振り払い、必死で薪さんを追います。ああ、好きです、この場面。薪さん大好きの青木です。

■生還
気が付くと、薪さんが青木の襟首を掴んで引っぱたいていました。見つめ合う2人。また意識が遠のく青木ですが、「もっと話しかけて意識をたもって下さい」という医者?の声に、薪さんはぶちまくります。心配させられた腹いせですか。
「この バカっ 何こんなとこで死にかけてんだっ」
生バカ出ました、もう分かります、薪さんの愛情表現です。天地については触れません、原作をお読み下さい。
青木の居場所が分かったのは、ネクタイをはずした時に薪さんが発信機をジャケットに付けたためと判明。青木が
「どうしてオレにつけたんですか……っ」
と質問すると、
「もし『2人目』が出るなら 絶対おまえがつかまるだろうと思ったから」
と薪さんは答えます。赤面する青木に、岡部は「こいつ一番フラフラしてますからね」「そら全然信用されんわな」といたぶりますが、薪さんは独り言ちます。
「そうじゃない ほんとうは おまえが一番天地の事を心配していたからだ 青木」
く〜っ。そして天地の言葉が続きます。
「青木さん あなた とても強い生き霊につかれておいでですね…」「いつもあなたを守っている強い精神が…見えるんです」
薪さんですねっ!薪さんには岡部が、青木には薪さんがついているということで。

■エピローグ
ネタバレになるので書きませんが、泣きました。ぜひ原作をお読み下さい。

終わり。外からの刺激で夢がどのように反応して変わるか、そしてそこから犯人を探るというのが非常に面白いお話でした。薪さんの、一生懸命な青木への気遣いがさらにはっきりしています。

***

メロディ8+10月号を読んで、思ったこと。薪さんがどんどん美しくなっている…こりゃ、岡部さんが落ちる<オイオイ、のも分かりますね。気になったのは、もしかして清水さん…キャラ萌えしてますか。
やさぐれている薪さんがミラーを思い出させたせいかも知れません。『輝夜姫』ではミラーとサットンの絡むシーンが結構ありました。ファンとしては楽しかったのですが、ストーリー全体としてはどうかなと思いました。一般に作者がキャラ萌えすると、ストーリー的にはレベルが落ちる気がします。
ただ『秘密』は基本が中・短編なので、長編の時のようにストーリーが一部破綻することは無いかも知れません。例え話が矛盾しても、魅力で読ませ、感動させてしまうのが清水さんのすごいところですし。んー、杞憂かな、杞憂かも。『秘密』は事件が中心にあるので、プロットはきっと揺るがないですよね、うん。そしてこれからはますますファンを喜ばせる描写が増えると。
書こうか迷いましたが、一応、最初の感想として記しておきます。ちゃんとした感想はもっと読み込んでから。

しかし、ずっと単行本派だったせいか、雑誌だと読みにくく感じます。

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