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一般受けはしにくいかな?な映画 :DANCER IN THE DARK  ダンサー・イン・ザ・ダーク

2003年12月 7日

coverチェコからの移民であるセルマは、一人息子のジーンと二人暮らし。彼女には遺伝性の病気があり、もうすぐ失明してしまう。同じ病気を持っている息子には手術を受けさせたいと、工場、内職と切りつめに切りつめて貯蓄をしている。そんな彼女の楽しみは友人と観るミュージカル映画。普段でもちょっとした音が、心に響く音楽となっている。隣人とある秘密を共有した数日後、セルマはお金がなくなっていることに気付き…。

『奇跡の海』のラース・フォン・トリアー監督、アイスランドの歌姫、ビョーク主演。いつまでも引きずる映画だよ、と聞いていたのですが、なるほど、私も大泣きしました。ストーリー的には特に矛盾は感じませんでした。主人公のひたむきなまでの息子への強い想いと、人間のはかなさ、弱さにガーンと来ました。列車でのミュージカルシーンはグッときましたね。でもお気に入りにはならない映画でした。

一般受けはしにくいかな?な映画 :DEATH AND THE MAIDEN  死と処女

2003年12月20日

cover独裁政権から独立したばかりの南米のある国。ポーリナは嵐の夜、夫ジェラルドが連れてきた医師が、かつて自分が拷問された時にレイプした男ミランダと気付く。二人が寝静まるのを待ち、ポーリナは泥酔したミランダを縛り上げ、彼の車中にあった『死と処女』のテープを聴かせ、拷問の告白をさせようとする…。

ロマン・ポランスキー監督、シガニー・ウィバー主演。いつまでも否認する医師、疑惑を持つ夫。最後に崖で医師が告白するシーンに圧倒されました。一部屋で3人が話すだけの映画です。出だしがとろくて眠くなりました。

 

一般受けはしにくいかな?な映画 :DELICATESSEN  デリカテッセン

2003年12月 7日

cover核戦争から15年、荒廃したパリ。大道芸人をしていたルイゾンが、ある肉屋に下宿することになった。しかしそこの主人は、実は部屋を貸してその人肉を取るというカニバリズムであった。ルイゾンを慕う心優しい娘ジュリーは、彼を助けるため…。

ジャン=ピエール・ジュネ監督、ドミニク・ピノン、マリー=ロール・ドゥーニャ。うわー、こういう映画だと思っていませんでした。なので、ビックリ。何だか変わった人がいっぱい出てきます。不思議な映画です。

 

一般受けはしにくいかな?な映画 :DOGVILLE  ドッグヴィル

2005年1月25日

coverロッキー山脈の麓、わずか23人の村民しかいない小さな村ドッグヴィルを紹介するプロローグと、村人の青年トムが銃声を聞いた後、ギャングに追われている美しい女性グレースに会ってからの9章。トムは彼女をギャングから隠し、村人にかくまうことを提案、2週間の内に村人全員に気に入られることを条件に同意を得る。グレースは閉鎖的な村人に無償で肉体労働を提供し…。

ラース・フォン・トリアー監督、ニコール・キッドマン、ポール・ベタニー共演。床に書かれた家や道を表す線、壁もドアもなく、あるのは最低限の家具のみというセットにまず驚きました。まるでお芝居のよう、と最初は思いましたが、ナレーションを聞く内にどちらかというとラジオドラマに近いかも、と思いました。『奇跡の海』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』で、これでもかというほどヒロインを痛めつけ、人間の醜い部分を容赦なく描いた監督ですが、この映画でも悲惨です。しかしセットがこれなので、思ったよりも目を背けずに済みました。すごい映画かも知れませんが、もう一度観たいとは思いません。あと3時間は長いです…せめて2時間半にして欲しかったです。

一般受けはしにくいかな?な映画 :DON JUAN DEMARCO  ドンファン

2003年12月 7日

cover21歳の彼は、女を喜ばす天才。しかし愛しい彼女に受け入れられず自殺を図り、精神病院に入れられる。そこで精神科医に話すのは、荒唐無稽。父は決闘で死に、アラブのハーレムで女達と2年戯れ、エロス島で、2502人目の女性を愛したと。精神科医は彼の世界に酔い、妻を女性として愛すようになる…。

ジェレミー・レヴィン監督、ジョニー・ディップ主演、マーロン・ブランド。精神科医のデブ先生が良い味出してます。荒唐無稽な話を映像にしているとこがグッド。何だか信じたくなります。女性の愛し方を教えてくれる映画です。
 

一般受けはしにくいかな?な映画 :DUNE  砂の惑星

2003年12月 6日

cover西暦10091年、アトレイデス家が支配する惑星カラダンで王位継承を巡る戦争が勃発した。宇宙を動かす源の香料を巡って、砂の惑星で戦いが繰り広げられる…。

デイヴィッド・リンチ監督、カイル・マクラクラン主演、スティング他。何だかダイジェスト版を観ているような…理解するのが難しかったです。でも映像は当時としてはかなり衝撃的だったかな、という感じです。リンチ作品は難しい〜。

 

一般受けはしにくいかな?な映画 :ERASERHEAD  イレイザーヘッド

2003年12月 7日

coverガールフレンドのメアリーに子供ができ、結婚を決意した印刷工のヘンリー。しかしカメの頭のような奇形児が生まれ、メアリーは家出、ヘンリーは興味を持って育て始める。うるさく泣く声に、悪夢や幻が…。

デビット・リンチ監督、ジャック・ナンス、シャーロット・スチュワートの超カルト映画。むちゃくちゃぐろいです。大概の映像はOKの私ですが、これは目を背けずにいられませんでした。気持ちが悪くなる映画です。
 

一般受けはしにくいかな?な映画 :FEARLESS  フィアレス 恐怖の向こう側

2003年12月 7日

cover飛行機事故にあうが生き残ったマックスは、生きている気がしない。神は自分を殺すコトは出来ないのではないか?子供を死なせた同乗機の女性に愛を感じ、子供の死が彼女のせいでないことを証明するために車で追突するが、彼女は去る。苺を食べてアレルギーを起こし、また死との境をさまよう…私は生きている…。

ピーター・ウィアー監督、ジェフ・ブリッジス主演。不思議な話です。これは、飛行機事故の精神障害者の話?少し分かりにくいところもありました。
 

一般受けはしにくいかな?な映画 :GOTHIC  ゴシック

2003年12月 7日

cover1816年6月16日、スイス郊外の詩人バイロン伯爵の屋敷に、3人の男女が招かれた。詩人のシェリーとその愛人のメアリー、彼女の義妹クレアだ。嵐の夜、会談話から本物の幽霊を創造しようという話になり、悪魔の儀式が行われる。彼らが呼び生んだ悪魔たちは…。

ケン・ラッセル監督。フランケンシュタインが書かれるきっかけとなった、有名な一夜のお話です。ジャケットの、女性の上に悪魔が座っている?写真がとても怖かったのを覚えています。映像も不気味で面白いです。

 

一般受けはしにくいかな?な映画 :HARD CANDY  ハードキャンディ

2009年9月25日

cover14歳の少女ヘイリーは、ネットの出会い系サイトで知り合った34歳のフォトグラファー、ジェフとカフェで会う約束をする。彼女の魅力に惹かれるジェフ。2人はヘイリーの希望もあり、一人暮らしのジェフの家へと向かう。写真がたくさん飾られたお洒落な家に、私も写真を撮ってとはしゃぐヘイリー。しかしカメラを手にしたジェフは意識を失う、ヘイリーが作った飲み物に薬が混ぜられていたのだ。目が覚めると、ジェフは椅子に縛り付けられていた。ヘイリーはある少女との証拠を探すため、家捜しをする。自分の無実を訴え、こんなことは止めるように説得するジェフ。しかし秘密の金庫を開けることに成功したヘイリーは、ジェフをテーブルの上に縛り付け、むき出した局部を氷で冷やし始めた。これからジェフの去勢手術をすると言う...。

デヴィッド・スレイド 監督、エレン・ペイジ主演、パトリック・ウィルソン。
前回、エレン・ペイジの映画『アメリカン・クライム』を観て、もう1つ彼女の出演作品を観てみよう、と気軽に選んだのがこれ。そうしたら、今度はエレンが監禁、虐待をする映画で驚きました。全く違った役にビックリ。
ほぼ登場人物は2人だけ、ジェフの家での会話が続き、緊迫感いっぱいです。この映画のモチーフは赤ずきん。悪いことをしたオオカミに赤ずきんがお仕置きをする、という感じですが、赤ずきん役のヘイリーの頭の良いこと。ジェフも適度に反撃しますが、ヘイリーの方がずっと上手。彼がまた良い人そうに見えて、適役でした、私だったら騙されてしまいそうです。
最後の最後でヘイリーがジェフを狙っていた理由が分かります。でも実際にどういう関係だったのかまでは分からなくて、彼女はもしや超人的な存在?という疑問もおきました。だって用意周到なようで、姿見られているし、名前も残しているし(偽名かもですが)、それでいて友だちと映画の約束をしたりして、やっぱり普通じゃないんですもの。
ラストの台詞「...or not.」に、うー、やっぱり、と思いました。男性には怖い映画でしょうね。

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