ヒューストン 2002/08 :8月29日 ヒューストンへ

2002年8月29日

サンフランシスコからヒューストンへは、フェニックス(アリゾナ州)を経由して行きました。コンチネンタル航空で直行便もあったのですが、莫迦高かったので諦め、地道に?行くことにしました。サンフランシスコからフェニックスへは2時間くらいです。
空から見たフェニックスの町は、何となくラスベガスに似ていました。岩山が回りにあって、真ん中に凝縮した大都市。お土産屋さんはサボテンなどの砂漠グッズ?が豊富です。外には出ませんでしたが、かなり暑そうでした。
そしてフェニックスからヒューストンまでは約3時間。乗り継ぎなども考えると、1日がかりの移動です。

こうしてヒューストンへ到着!2時間の時差があるので、着いた頃にはもう暗くなっていました。まず驚いたのは「蒸し暑い…」日本の夏を思い出しました。夜でも半袖・半ズボンでOK、ベイエリアだとこうはいきません。
レンタカーにはカーナビが付いていました!これさえあればどこへでも行けます。早速ホテルのアドレスを入れ、びゅーんと走りました。ヒューストンはフリーウェイの下にUターン専用の道があるのが面白いです。
何はともあれ夕ご飯…テキサスはメキシコに近いせいか、メキシカン料理店が多い気がします。しかしこの夜入ったお店は、ノーマルなシーフード、と思ったらファミレスでした。まあ、手っ取り早く済ませるには良いですね。

ヒューストン 2002/08 :8月30日 NASA

2002年8月30日

NASA入り口朝からNASAへ。カーナビにアドレスを入れて約1時間…遠いです、あと平日だからでしょうか、結構渋滞気味でした。写真のNASAの入り口には人が見えませんが、実際かなり空いていました。ラッキー♪
チケットを買い、入場するとすぐにボランティアの人?が寄ってきて、「初めて?」といろいろ説明してくれました。ちょっとお歳をめした方です。ここNASAは、ショップなどでも年輩の方が多く働いていました。シニアの仕事受け入れが活発なのかもしれません。

トラム「まずはトラムだろう」
と真っ先にトラムツアーへ。ちょうど出発の10分前で、並ぶことなくすんなりとトラムに乗れました。(トラムは左の写真参照)私たちは一番前の車両で、座った席はツアーが終了するまで同じでした。これでNASAの実際の施設へと行くわけですが、緑や湿地が多いせいか虫がすごい!別に刺してはこないと思いますが、ハエと違ってもっと大きい黒い虫です。飛んでいる数も多く、私は足をバタバタさせてました。

トラムに乗って、着いた建物は管制室のあるところです。
「こちらヒューストン…」
で始まる管制官とアポロのやりとりは有名です。人類で初めて月面に降り立った、アームストロングのレポートも、ここを通して世界中に流れたのです。
まずは1階で立ちながら、天井に据え付けられたテレビでムービーを見ます。壁にはアポロに関する資料がペタペタ。ドキドキしてきます。
管制室…ガラス越しなのでいまいち写りが…「では階段で上へあがります」
はーい…こ、これが長かった。非常階段のような階段だったのですが、上っても上っても着きません。実際に使われている建物なので、エレベーターを使うと業務に支障があるのでしょう。結局、5階だか6階だったのかな?息を荒くしながら管制室に辿り着きました。
私たちが入ったところは、実際にプレスが使っていたところで、ガラス越しに管制室を見ることができます。思ったよりも小さくて、学校の教室みたいです。私たちが入った時は、ちょうどおばさんが掃除をしていました。
「ここで実際にやりとりがされたのねー」
としみじみ。帰りはまた階段…結構、疲れました。でもやっぱりここははずせません!

これまたガラス越しなのでいまいち写りが…またトラムに乗って、次にやって来たのは訓練用シミュレーターのある建物です。
「では階段で上がります。今度は少ないから、大丈夫ですよ」
管制室の時はやられましたからね、階段と聞いただけで皆ざわついていました。しかし今度は本当に少しの階段だけで、だだっぴろい空間に出ました。通路のガラス越しに見えるのは、巨大なスペースシャトル(実物大?!)やその関連の装置たち。
トレーニング中の飛行士に会えるかも知れない、ということでしたが、いたのは数人の作業の人だけでした。ちょうどこの数日前に、アメリカのボーイズ・バンド、イン・シンクのランス・バスが訓練のためにヒューストンに滞在していると聞き、ちょっとだけ期待していたのでした。(しかしこの数日後には、2千万ドル(23億6千万円)の支払いが出来ないということで、彼はメンバーからはずされしまいました。残念。記者会見のテレビニュースも見ましたが、とても嬉しそうに夢を語っていたのに…。)
壁にはアメリカの大きな旗と一緒に、協力している国々の関連機関の垂れ幕がありました。日本のNASDA(宇宙開発事業団)もあって、思わず「おおっ。」あと個人的には、ノルウェーがあったのも嬉しかったですね、ははは。

でか〜い!トラムツアーの最後は、ロケットパークに停まります。ここには本物のスカイラブやどでかいロケットが置かれています。トラムはパークの反対側で待っているので、そこまで歩かないといけません。
「暑いよー、ひー」
ここでは特に説明もなく、皆好き勝手に写真を撮りながら、だらだらとトラムまで歩きました。目の前で見ると、なかなか大きくて、迫力があります。どれくらい置かれているのか分かりませんが、ロケットの先が一部、苔生していました。

これでツアーは終わり、元の建物へ。出口では、乗る前に撮られた写真が現像されて売られていました。こういうのが好きな夫は、早速買っていました。大きい写真以外に、小さい写真の入ったキーホルダーまであって笑えました。カバンに付けろってことかしら。

天井にはスヌーピーがメインのトラムツアーが終わり、お腹が空いたのでそろそろお昼にすることにしました。ここでの食事はゼロGダイナーという、敷地内のファーストフード・レストランになります。品揃えは、まあ、想像通りです。ハンバーガー、ピザ…といったジャンクフード。私たちはホテルにあった割引券を持っていたので、1割引きで食べることが出来ました。面白かったのは、何故か天井に飛行機に乗ったスヌーピーがいたのと、ポテトが星形だったことかな。(いかにもですね〜。)

星形ポテト!食事の後は、ちょうど時間の合ったIMAXシアターへ入りました。やっていたのは『To Be An Astronaut』、宇宙飛行士になるまでのお話、25分。えーと…あら、オープニングしか覚えてないわ。
ムービーの後は、宇宙飛行士ギャラリーで実際に使用された歴代の宇宙服を見ました。どんどん進歩しているのですね。

これまた時間がちょうど合って入った宇宙計画情報センター。ここではエヴァというロボット案内係が劇場に案内してくれます。ムービーかと思ったら、人が出てきてスペース・シャトル計画についていろいろ説明を始め、質疑応答をするライブショーでした。バックにあったテレビには、例のインシンクの彼が映っていました。

シャトルのコックピットファーストフード・レストランの横には、シャトルの模型があります。これがなかなか優れもので、階段を上がってシャトルの中を見ることが出来ます。引き出しを開けたり、コックピットを覗いたり出来るのです。私たちはオーディオ・ツアーを借りていたので、番号に合わせて詳しい説明を聞きながら回りました。

宇宙空間の体験コーナーでは、シャトルの中で飛行士がどのような日常生活を送っているかを教えてくれます。夫がはまったのはシャトル着陸のシミュレーション。まあゲームに近いのですが、画面を見ながら操作します。1回目は地面にぶつかり大破。2回目で成功した夫は、ちょっと嬉しそうでした。

ギャラリー内他にもキッズ用のスペースや、展示などいろいろあったのですが(そういえば展示はミステリーサークルでした!)、残る大物はスターシップ・ギャラリーです。
ギャラリーの前にムービーを見るのですが、ムービーの始まる時間でないと中に入れないので、時間を合わせるのがちょっと大変でした。私たちはもう一つIMAXのムービーを見ようと思っていたのですが、時間がバッティングしてギリギリのため、それを捨ててこちらを取りました。余り観る人の流れを考えては設定されていないようです。
ムービーは約15分の『On Human Destiny』、アメリカの宇宙計画をドキュメンタリー風にしたものです。そしてムービーが終わり、ここスペース・センターのメインの1つ、ギャラリーへと入ります。

シャワーの浴び方スターシップ・ギャラリーには、マーキュリー、ジェミニ、アポロに使われた本物の回収カプセルや月面風景などが展示されています。年代別に並べられている資料やプレス記事に、夫は興味津々、オーディオでの説明を聴きながら熱心に見入っていました。男のロマンでしょうか。
銀行の巨大金庫のような扉の向こうには、ガラス張りの中にスライスされた月の石がありました。触れることが出来ます。ワシントンDCの博物館にもありますが、ここのは世界最大ということです。でも、まあ、実際に触ると何てことはないですね。この部屋の周りには、月から持ち帰った岩石をどのように処理するのか、マネキンも用いて再現しています。
無重力空間ではこんな写真は月の資料館の先にある、スカイラブの訓練装置です。シャワーはこんな風に浴びる(?)よ、とか、無重力空間ではこんなだよ、とビデオで紹介している他、マネキンで再現されています。写真で見ると、ちょっと本物っぽく見えますね。

これでNASAの見学は終了。最後にギフトショップでTシャツを買いました。これまた割引券で1割引き。訪問される方は、ホテルなどでこの割引券付きフライヤーをゲットされることをオススメします。

続いてヒューストンのNASA以外の観光地をご紹介。

NASAの後に向かったのは、ガレリア・ショッピングモール。すご〜〜〜〜〜く大きいモールでした。ティファニー、バーバリーといった専門店はもちろん、デパート、レストラン、映画館…地下にはスケートリンクまであるのです。よく分からなかったのですが、上の階にはオフィスや住宅もあったような?ゲーム『Tower』を思い出しました。しかしその割にトイレの数が少なくて、探して歩き回りました。
「喉乾いたからスムージーでも飲む〜?」
スケートリンクの横でのんびり。実はもっと食べるところがあるかな、と思ったのですが、あるにはありましたが私たちの期待とは違いました。さて、夕食はどうしようかな。

ホテルに戻り、部屋にあった冊子に載っていたメキシコ料理に決めました。テキサス州は昔メキシコ領だったせいか、メキシコ料理店が多いのです。
「場所はどこらへんだろう?まあ、カーナビに連れていってもらえば良いか」
冊子を見ながら住所をインプットし、いざ、出発。指示通りに走っていたら、あらら、ガレリア・ショッピングモールに出ました。まさか、この中に?さすがにそれはなくて、ちょっと行った先にお店がありました。真っ直ぐ来てれば、早かったのに。

お店の名前は『DONERAKI』、夫が豆嫌いなので、メキシコ料理は初めてです。メニューを見ると…んー、何が何やら分かりません。そういえば私の知っているのもタコスくらい。ははは。
適当にオススメで、トルティーヤ、ナチョス、ワカモーレ、ファヒータなどを頼みました。食べ方もよく分からないので、適当に包んで…量は多かったですが、なかなか美味しかったです。特にファヒータはグッド!

ヒューストン 2002/08 :8月31日 その他

2002年8月31日

今日は最終日、午後には飛行場へ向かわないといけません。出発の時間まで、頑張って市内観光をしたいと思います。しかしNASAだけを目的で来たため、ガイドブックもありません。どこに何があるやら…。
「そういう時はこれだよ!」
じゃーん、カーナビくん。これには名所案内も付いているのです。早速見てみます。え〜と、昔の家が残っている場所があるようです。こういうのが大好きな私は、迷わず決めました。ポンポンとインプット、ルートが示されました。
「じゃ、行くかね。余り遠くないようだし」

フリーウェイを抜け、町中を走ります。
「そろそろみたいだけど…」
信号を曲がった途端、何となく町の雰囲気が怪しくなりました。これってもしや…治安悪い?思わず車がロックされているか確認。そうこうする内に、カーナビは到着のマークを出しました。
「着いたみたいだけど?」
でも、どう見ても普通の古そうな町なだけです。え、これがそう?!た、確かに古い家が並んでますが…住んでるんじゃ中は見れないですよね。町並だけ??
「…・次、行こうか」
ここは失敗でした。

リライアント・スタジアムでは次にどこへ行こう?となった時、
「ここ、ここ!ここに行きたい!」
と夫が騒いだ場所がありました。それがここ、リライアント・スタジアムです。近くに停めることが出来なくて、先にあったモールのようなところに車を停めて写真を撮りました。テキサスにあるアメリカンフットボール・チームのスタジアムらしいです。トンボがたくさん飛んでいたのが印象的でした。

「次はね、ここ!名前が変わる前に写真撮りたい」
はあ?今度はテキサスの野球チーム、ヒューストン・アストロズの本拠地、エンロン・フィールドに向かいました。
「何で名前が変わるの?」
「エンロンが倒産したからだよ」
あ、なるほど。通りにはまだエンロンの名前があちこちにあります。しかしお目当ての球場には、ミニッツ・メイド・パークと既にでかでかと書いてありました。
「もう名前変わっちゃったんだあ…写真、いいや」
まあ、車を停められなかった、というのもあったのですが。

両スタジアムとも今日は試合がないのか、辺りも閑散としていました。

店内の壁の絵そろそろお昼を食べる時間。夫がチェックしていたのは、ケイジャン料理のあるフュージョン・カフェというお店です。ケイジャンはフランス系移民に使われていた黒人奴隷の料理だそうです。
「ケイジャンってピーマン使っているでしょう?嫌だな〜」
「使ってない料理もあるよ、きっと」

なかなか綺麗なお店で、壁には一面に絵が描かれていました。
「う〜〜〜む」
やっぱりピーマンだわ…とメニューを見てため息。
「このエビを使ったカレーみたいのが美味しいんじゃない?」
と言われるままにオーダー。エビは美味しかったのですが、基本の味がやはりダメでした。夫の頼んだものを半分貰って、ズッキーニの部分を選んで食べました。この部分は爽やかで良いです。好き嫌いが多いと悲しいなあ、しくしく。
「デザートは?」
せっかくなので貰いました。出てきた瞬間、げげっ、甘々!と思ったのですが、意外とかかっている白いシロップが美味しくて、ペロリと食べられました。そうそうパンも手作りで、すっごく美味しかったです♪(珍しく食べ物の写真付き。)

私のオーダー夫のオーダーデザート

帰りの飛行機まで、まだ少し時間があったので、ハーマン・パークへ行き、ヒューストン美術館を観ることにしました。立体駐車場に車を停め、建物の中に入るとその綺麗さにビックリ。まだ出来たばかりという感じでした。横から入ったため、入場料を支払う場所が分からず、
「無料なのかしらねえ?」
と奥へ行こうとしたら、横から出てきた係の人に止められました。ゲートもないので、分かりませんでしたが、少し先にブースがありました。この開放的な雰囲気が良いのかなあ。お金を払い、洋服にシールを貼って、今度こそ堂々と奥へ。
古代から現代、絵画、彫刻、土器などあらゆるものが展示されていて、とても短時間では観切れません。私は絵画が好きで、特にルネサンス期の宗教画を興味深く観ました。
「この絵はねえ、聖書のこういうシーンを描いたものなんだよ」
最近ちょっと聖書をかじっているため、絵を見て分かるものが多かったのが嬉しかったです。以前は説明を読んでも「?」でしたから。
「それより、この特別展示を観ようよ!」
夫が急かします。チケットにその展示のオーディオツアーも含まれていたため、無駄にしたくなかったようです。その展示とは、インドの宝石芸術。インドの歴史にはとんと疎いので、正直何のことやら分かりませんでしたが、宝石の美しさだけは堪能しました。
あとここの美術館で面白かったのは、建物と建物を繋ぐトンネルです。暗い中、道に添って光が照らされているのですが、目の錯覚を利用して、ないはずの壁があるように見えるのです。うーむ、説明が難しい…とにかく不思議な空間でした。

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