マウイ 2003/09 :08月31日

2003年8月31日

サンフランシスコからマウイは、直行で約5時間。お昼の12時発という余裕の便で、マウイに着いたのは時差3時間をマイナスした2時頃でした。飛行機はガラガラで、2−3−2の席配分で真ん中はほぼ空き、後ろ7〜8列は誰もいない状態でした。
「暑いねー、やっぱり。風が強いぜ」
1週間前からチェックしていた天気予報では、明日とその次の日が雨マーク。何でこんな前から分かるんじゃい!と思っていましたが、ずっ〜とマークが変わることなく、ようやく風強しだけになったのは、出発前日でした。ちょっと雲は多めですが、青空も見えるし、大丈夫でしょう!

レンタカーをして真っ先に向かったのは、空港からも近いマウイ・モールの中にある、タサカ・グリグリ・アイス。友人に美味しいから絶対に行ってー!と言われていました。2スクープで1ドル。味は2種類あって、ストロベリーとパイナップルでした。さっぱりして美味しいです。
「買って帰って、部屋でも食べようよ」
2ポンドずつお買い上げ。溶けない内にと、急いで宿泊予定のカアナパリのコンドミニアムへと向かいました。
「そんなに大きい島じゃないよねえ」
と舐めきっていた私たち。甘い、甘い、甘過ぎでした。実際、カアナパリに着いたのは1時間後(途中ちょっと道に迷ったのも含む)、アイスが溶け始めていました。

コンドミニアム「風強い〜」
部屋のドアを開けると、そこにはまたドアがあり、それが風避け用のドアでした。必ず閉めて下さいとあります。
「うわー、広いじゃん」
コンドミニアムなので、キッチン、ランドリー付き。ベッドルームとリビングは別で、大きな窓とバルコニーからは海が。もう一面海です。ところでバルコニーへのドアを開けていると、部屋から外へ出るドアに自動ロックがかかり、ここはかなり風が強い場所なんだなということが予想されました。風が吹き抜けて、部屋の中がぐちゃぐちゃになってしまうのでしょうか。

「海岸を散歩しようよ〜」
洋服を着替えるついでに、カバンから持ってきた服を全てウォークインクローゼットにしまい、靴もサンダルに履き替えて外に出ました。コンドミニアムに付いているプールでは数人の子ども達が遊んでいました。さて、海の水は…
「温い」
これなら海でも泳げそうです。砂浜で波に足を取られながらしばらく歩き、コンドミニアムに帰ってきました。砂浜の前では、本を読みつつのったり寝そべっている人がちらほら。

「ねえ、ねえ、部屋によって違うんだね」
バルコニーに並んでいるテーブルや椅子の種類が、部屋によってまちまちです。プラスチックの安物アリ、ガラスで出来た高そうな物アリ。
「ああ、ここはそれぞれの部屋が全部誰かの所有だから、部屋によって家具や備品が違うんだよ」
「えー、そうなんだ。じゃあ、ビデオ、ステレオ、DVDデッキまであった私たちの部屋は結構良い部屋?」
「どうだろうねえ」
なるほど…では所有者は、いつか自分でここに住むのかも知れないですね、老後とか。ほぉ〜、羨ましいこってス。コンドミニアムのキッチンは見た目は綺麗でしたが、オープンカウンターにはちょこちょこ蟻が歩いてました。冷蔵庫しか使わなかったので構わないのですが。

「あ〜、お腹空いたー!」
飛行機の中で一応お昼は出ましたが、パンの代わりにクッキーが付いていただけで、ハムみたいな牛肉もマッシュポテトも余り食べられなかった私は、お腹の虫がキューキュー鳴いていました。
「じゃあ、ちょっと早いけど夕食にする?」
「うん、時差ボケで早く眠くなるだろうしね」
向かった先は、私たちのいるカアナパリという町の繁華街に当たる、ホエラーズ・ビレッジというショッピングセンターです。

HULA GRILL「HULA GRILLというお店がオススメらしいよ」
ショッピングセンターにはお土産屋さんやブランド店がたくさん入っていました。私たちは真っ直ぐレストランへ。
「予約してないんですが」
と言ったら、用意が出来たら呼びます、とポケベルを渡されました。私たちのように待っている人も何組かいますが、基本的に皆、予約しているようです。
「前にいた人のホテル、聞いた?リッツカールトンだって」
「どへー、そんなお金持ちが」
レストランでは名前と共に、何故か宿泊先も訊かれました。

レストランは奥が海、砂浜に面していて、もうじき日没でした。店内では生バンドがハワイらしい曲を演奏しています。店員の制服はアロハ、お客さんも皆、ラフな格好です。
「うーん、ハワイみたいだ」
「ハワイだよ」
待っている間に太陽が沈みました。綺麗っ。少し雲が多いですが、まあまあの天気です。
かなり待たされて、ようやく席に案内されました。
「やっぱり魚料理でしょ。マヒマヒ?オノ?」
味はまあまあ、でも格別美味しいっっ!とまでは思いませんでした。お腹いっぱいで満足。

レストランを出ると、もう夜でした。
「あ、水買っていかなきゃ。ペットボトル」
ABCマートに入ると、ハワイの水?が99セントの安売りをしていたので、それを買いました。レジに置いてあった新聞の見出しが、『ストームなんちゃら〜』とあったのがちと気掛かり…台風?
でも部屋に戻ってバルコニーから空を見ると、星がいっぱい見えました。
「すごいよー、星ってこんなにあるんだー。プラネタリウムみたい〜」
と夫は大感激。いつまでも空を見てました。
いつも水の出が気になるシャワーですが、ここはホテルと違うせいか、どばどば出ました。普通はカランではたくさん出ても、シャワーになると途端に少なくなるものですけどね。久し振りに気持ちの良いシャワーでした。

夫はシャワーを終えた後、「大変だぁ〜!」と大騒ぎ。何かと思えば、「パンツ持ってくるの忘れた」と。「靴下はパッキングの時に出していたのに?」「パンツは入れ忘れた。どうしよう、はいてきた1枚しかないよぉ」…毎日洗濯する、ってのもねえ。ずっと水着でいるか?!

マウイ 2003/09 :09月01日

2003年9月 1日

ざざー、ざざー、波の音に目が覚めました。夫は既に起きていて、ベッドは空でした。
「ん〜、思ったよりも眩しくないなあ?」
カーテンが引かれているとはいえ、壁一面が窓で、バルコニーに繋がっているはずなのに…。
「は!もしや」
慌てて起きあがって外を見ると、がーん、空一面灰色の雲が!台風でした。

「シンジラレナーイ!」
天気予報を見ようと、TVでウェザーチャンネル(1日中天気予報だけをしているチャンネル)を探しましたが、見つかりません。ではとネットに繋ぐと、遅すぎて画面が表示されません。だーっ、どうしたら良いのぉ?
実は今日は午後から、ハレアカラという山へ日没&天体観測に行くツアーに申し込んでいたのです。でも台風じゃね、星なんて見えませんよね。過去90%以上の確率でサンセットが見えてます、という触れ込みなのに、私たちは10%に当たっちゃうんでしょうか。
「新聞来てたよー」
出かけていた夫が、新聞を持って帰ってきました。急いで天気予報を見ると、やはり台風が来てます。今日はシャワー(雨ではありません)、明日は…サニー!!
「明日は晴れるのかなあ♪」
期待でいっぱいです。とにかくハレアカラのツアーは、明日に変更してもらいました。夫のためにも星が見えますように!!

ラハイナの海「天気悪いのは仕方ないよ、それよりラハイナの町でも見て、お昼にしようよ」
ラハイナは、マウイ一番の繁華街です。夫に励まされ、外出しました。雨は降っていませんが、時折パラパラとシャワーです。風は強いです。でも時折青空も見えます。

路上に車を停め、お店を見て回りました。お土産屋さんがたくさんあります。私たちのコンドミニアムがあるカアナパリは強風でしたが、ここは全く風がありませんでした。
「パンツないかなあ、パンツ」
替えのパンツ(下着)を忘れてきてしまった夫。朝も近くのお店にパンツを探しに行っていましたが、靴下はあってもパンツはなかったそうです。
「観光地でパンツ買う人っていないもんねー」
お土産のマウイ仕様クリスマスオーナメント(日焼けしたサンタがイルカと一緒に泳いでいる)を買った際、思い切ってお店の人に訊いてみました。
「この先にGAPがあるから、そこで売ってるかも…?」
GAPでパンツかい!てな訳で、高級パンツ?を買ったのでした。いやいや、でも良かったです、見つかって。
日が差してきて、ちょっと暑くなってきました。

ラハイナの広場お昼をどうするかで悩みました。ガイドブックによく載っているチーズ・バーガー・イン・パラダイスは、「所詮チーズバーガー。ここまで来て食べたくないなあ」だし、ババ・ガンプ・シュリンプも「サンフランシスコにあるよ」だし。うろうろしたあげく、Longhi'sというアメリカン&イタリアンのお店に入りました。何となく、雰囲気が良さそうだったので。
店内に入ると、ご自由にお座り下さい、とのメッセージが。珍しいですねー。で適当に座っていたら、ウェイターの人が来ました。まずは飲み物をオーダー。メニューは?と思ったら、何とそのウェイターさん、私たちのテーブルの空いている席に座るじゃないですか!いったい何事???
「サラダとパスタとシーフードとサンドイッチがあるけど、何が良い?」
「ええっと…パスタとシーフードかなあ」
「まずシーフードは、今日のオススメはXXX、パスタはXXX、これは僕もお気に入り。あとはXXX…」
口頭かい!メニュー無いんかい!オーダー後に周りをよく見ると、どこのテーブルもウェイターが喋りまくって注文取ってました。こんな店があったとは…。
私たちはパスタとシーフードを1つずつ頼みましたが、味はまあまあでした。パンがピザタイプで美味しくて、ほとんど平らげてしまったため、デザートまでいけなかったのが残念。
お隣のテーブルはウェイターの「味はどうですか?」に「I don't like it!」どうするかと見ていたら、「ではお下げしますね」とほとんど食べてないパスタが下げられていました。「他に何かお持ちしますか?」には「ノー」。でもここで代わりをオーダーしても無料じゃあないですよねえ。結局デザートを頼んでいましたが、これも気に入らなかったのか、半分くらい食べてお持ち帰りにしてました。

部屋から見た海岸沿い部屋に戻ると、結構日が差していて暑くなっていました。
「海は台風の日に入るのはちょっとだけどさ、プールで泳ごうか?」
水着に着替えてプールへ。泳いでいる人は数人。ここはコンドミニアムなので、ただの四角いつまらないプールです。しかし風が強い〜、タオルやサンダルが飛ばされそうです。
「何かつまんないね」
少しだけ泳ぎましたが、また日が陰って、濡れた体に強風も吹いて寒くなってきました。
「海岸で繋がっている隣のホテルでも見に行く?」
ヒマなので行きました。さすがホテル!プールは滝みたいのもあって、楽しげです。でも宿泊者でもないのに泳ぐのはさすがに…。
「帰って下で本でも読む?」
海岸前のリクライニングシートで読書…しかし強風に本のページが折れます。何だか我慢大会のようになってきました。
「部屋で休もうか?」
水着を着替え、部屋で本を読みつつお昼寝しました。これはこれでまあ、楽しいかな…。

「日本食が食べたーい!」
寝ている夫を起こして、夕食に出ました。
「日本食ねえ…んー、じゃあ、キヘイの寿司パラダイスにでも行く?」
どうも日本に近いだけ、日本食も美味しいだろうと期待してしまいます。キヘイは少し遠いかな、と思いましたが、本当に遠くて1時間くらいかかりました。マウイは街灯がほとんどない、もしくはとても暗いので、夜は標識が良く見えず、ちょっと道に迷ってしまったのです。
「ないなあ、寿司パラダイス…」
あると言われていた場所をぐるぐる。
「あ、あった!……休みだ」
電気が消えていたので、気付かなかったのでした。近くにもう一軒お寿司屋さんがあるよ、と夫が言うので、「電話してから行こうよ」と電話を掛けたら、もう満席&1時間で閉店です、と言われました。
ここまで来たのに…。
「じゃあ、もういいや、Kobeで!」<お店に失礼だってば
Kobeは日本式?鉄板ステーキのお店です。また長い時間をかけて、昼間来たラハイナの町まで戻りました。

お店に入ってから長いこと待たされました。ようやく案内された席には、鉄板を中心に7人のお客さん。どうやら人数が集まるまで待っていたようです。やはりステーキのお店だからと夫は神戸牛、私は普通のステーキとホタテを頼みました。
最初にしゃぶしゃぶスープという名前で、お吸い物が出てきました。何故にしゃぶしゃぶ?謎です。次に鉄板担当シェフがやってきて、まずは野菜とエビを使ってパフォーマンスしながら前菜を作ってくれます。タマネギの輪っかを積み上げて山を作り、中に油を入れて火を付け火山。結構盛り上がってました。ガーリックライスはお醤油の味付けで、なかなか日本人好みでした。ステーキもさすがに柔らかくて美味しかったです。最後にあっさり味の野菜炒めも作ってくれました。
「何か思っていた日本食と違ったけど、ご飯が食べれたからまあ良いわー」
一応満足し、お店を出ました。

寝る前に部屋のバルコニーから見上げた空は、雲が多くて星がよく見えませんでした。これで明日は本当に晴れるのでしょうか。

マウイ 2003/09 :09月02日

2003年9月 2日

部屋からの風景ざざー、ざざー、とまた波の音で目が覚めました。目が覚めた時が起きる時…バケーションの素晴らしさです。
「天気は?」
「晴れてるよー♪」
やったー!台風の強風で飛ばされたのか、雲がほとんどない青空。ハワイはこうでなくちゃ。
「昨日までは台風のせいで少し湿気っぽかったけど、今日は爽やかだね。こんな気候なら良いなあ」
でしょー、でしょー?

朝思い切りのたのたしてから、お昼を食べにまたカアナパリのホエラーズ・ビレッジに行きました。
今日の予定は3時に迎えが来る、ハレアカラ火山での日没&天体観測ツアーだけです。このツアーは拘束時間が長い(戻るのは夜の10〜11時)&料金が高め(1人130ドル)のため、せっかく行っても曇っていて見れなかったでは余りに痛手が大きく、いつにするか非常に悩んでいました。今日の天気なら問題ないでしょう。
「何食べる〜?」
ホエラーズ・ビレッジにはレストランは3つしかありません。HULA GRILLには行ってしまったので、残るはあと2つ…。まあ大差ないよね、と適当に入りました。夫はケイジャン料理(何故ハワイで?)私はフィッシュ&チップス(これまた何故ハワイで?)、まあこんなもんでしょ、という味でした。青い海と青い空が見え、心地よい風が吹く、味よりもこっちが売りだったと思います。

鯨の骨「まだ時間あるから、鯨博物館でも観る?」
ここの3階に無料の博物館があります。内容は、無料にしてはよく集めたなという感じ。ムービーコーナーでは、鯨に触れるツアーがあるらしく、その様子を流していました。
「アロハ欲しいな。買って良い?」
「普段でも着れるのにしてね」
たらたらとショッピングをして、のんびり部屋に帰りました。まだ時間があるので、読書、お昼寝…。

迎えが来るまであと20分というところで、留守電が入っていることに気付きました。
「今日のツアー、パーソナルチェック使えないって!」
えー!クレジットカードは受け付けません、現金かトラベラーズチェックにして下さいとあったので、パーソナルチェックも大丈夫だろうと思っていました。念のため確認の電話を入れ、回答が留守電に入っていたのです。
「何でアメリカなのにチェックだめなの〜?」
「ATM探して下ろしてくるよ!!」
寸前でドタバタ。結局時間ギリギリになってしまいました。

アヒナヒナお迎えのバスに乗って、ハレアカラ火山での日没&天体観測ツアーへ。まずはツアー会社のオフィスで手続きです。
「うわー、たくさんいるねえ」
総勢30名ほど?今日のツアーは大所帯です。
「今日は良い天気なので期待出来ますよー!ここから見ても山の天辺が見えるでしょう?これって珍しいんですよ。今はインターネットで頂上の様子がライブで見れますからね、ほら雲1つない!」
案内の人の言葉に期待が高まります。

ネネそしてバス3つに分かれて出発。途中で体を高度に慣らすため、2回の休憩があります。ハレアカラは標高3055メートル、頂上は雲の上です。
頂上に着くまでに見たものは、
・アヒナヒナ(ハワイとヒマラヤにしかない、10数年にたった1度だけ花を咲かせ枯れるという珍しい植物です。花が咲いていないと、もこもこしたサボテンみたいでした。)
・ネネ(ハワイにだけ生息する絶滅の危機に瀕している鳥で、マウイにいるのは200羽だけ。つがいになると相手を替えないそうです。私が見たのは200羽の内の3羽?)
・クレーター(周囲約34キロメートル!巨大です。)
「寒い、寒い、寒い〜」
頂上に近づくにつれ、ハワイとは思えない寒さです。ツアーの方に防寒着を借りました。

感動のサンセットようやく頂上に到着しました。
「あと10分で日没で〜す」
うわー、急いで最先端へ。雲海に日が沈む瞬間でした。全てがオレンジ色に染まり、とても綺麗です。
「あれは地球の影なんですよー」
案内の人に言われて見ると、日没とは反対側の空に、くっきりと色の分かれたところがありました。

「寒いねー」
すっかり日が暮れて星が見えるようになるまで、バスの中でお弁当を食べながら待機です。このお弁当が伊達巻き有り、魚有り、甘すぎないチキン照り焼き有りで、日本の味っ!!と私にしては珍しく全て残さず食べました。こんなに美味しいお弁当は久し振りです。

「用意が出来ました!」
外に出ると、天体望遠鏡が3つ(2台はコンピューター制御という高価そうな物)セッティングされていました。これから2つめの目的、天体観測です。でも、その前に。
「星がすごい見えるっっっっ!」
雲一つ無く、明かりのほとんどない山頂です。上弦の月になりかけて少し明るいのが残念ですが、天の川まで見える満天の星でした。
望遠鏡で見せて貰ったのは、
・月(クレーターがばっちり)
・火星(眩しかったです)
・M7(細かい星が集まって見えました)
・二重星(名前忘れました)
・アンドロメダ星雲(ぼやっとしてました)
などなど他にいくつか。あと今日見える星座の話をしてくれました。
天然プラネタリウムに夫は大満足。と〜っても寒かったですが、参加した甲斐がありました。

「明日の予定は?朝は早いですか?」
帰るとき、バスの運転手さんに訊かれました。明日は朝からシュノーケリングで、むちゃくちゃ早いです。
「じゃあ、出来るだけ急いで帰りますね!」
爆睡して着いたのは11時前くらい。速攻シャワーを浴びて寝ました。明日は唯一、目覚ましで起きなきゃならない日です。

マウイ 2003/09 :09月03日

2003年9月 3日

今日は波の音ではなく、目覚ましの音で起床。朝5時…昨晩寝たのは1時。4時間しか寝ていません。しかし今日は6時にモロキニ島シュノーケリングツアーへの迎えのバスが来てしまうため、起きない訳にはいかないのです。
「こんな睡眠不足じゃ、絶対に船酔いするよ〜」
水着に着替えて外へ出ると、時間通りにコーチバスがやってきました。ここから港へは1時間くらい?当然、爆睡していたので次に起きた時は目的地でした。

港に着くとすぐに乗船の列に並びます。もう半分くらいは乗っているようです。
「大きいと聞いていたけど、そんなに大きくもないねえ」
2階建てで、私たちは2階デッキにテーブルと席を取りました。150人くらい乗っているでしょうか、今日は大盛況という感じがします。朝食、昼食、シュノーケリングのマスク、シュノーケル、フィン付きのツアーですが、私たちは朝早すぎて何も食べる気がしませんでした。

船が出ると、デッキではスタッフから簡単な船の説明とスヌーバダイビング希望者募集のお知らせがありました。
「スヌーバする?夫がやりたいならやっても良いよ」
「うーん、やろうかなあ」
スヌーバは、シュノーケリングのセットにウェットスーツ、呼吸をするためのレギュレーターだけの簡単ダイビングです。重た〜い空気タンクを背負うことなく7メートルの海底まで行くことが出来ます。
「じゃあ、申し込もう!」
スヌーバの説明を聞いている内にシュノーケリングの目的地、モロキニ島へ着きました。私と夫はグループ3なので、ここでは潜りません。

モロキニ島と他のツアーの船たち「わーい、シュノーケリングしよう!」
早速海にドボン。透明度が高いので、海底まで見えそうです。でも魚の種類はそんなに多くなくて、数種類という感じでした。夫はと言えば、ブギーボードという浮き道具を離しません。
「ちょっと手、離してみなよ。大丈夫だって」
「やだ、怖い」
「挑戦してみなってばー!」
と騒いでいたら、スタッフの人に遠くから「大丈夫ですか〜?」と声を掛けられてしまいました。はは、大丈夫です〜っ。

30分ほど遊んで、疲れたので船に上がりました。次に船が行くポイントは、ウミガメがたくさんいるという場所です。
「あー、これ苦しいや」
借りたウェットスーツは、水の中にいる時は良いのですが、あがるときつくて、特に首元を絞められます。停まっている船は、波に揺られてたっぷん、たっぷん。空腹もあるのか、何となく気持ち悪くなってきました。
「やばい、酔いそう」
そうこうする内にこのポイントでの時間が終わり、船が動き始めました。
「大丈夫〜?」
うーん、うーん。すると、非情にも?スヌーバグループ3の呼び出しがかかりました。

ゲホゲホ吐きそうな咳をしながら一階へ行くと、先に来ていた同グループの人が、「友人が酔って吐いているのでキャンセルしたい」という話をしていました。私は自分に精一杯で気付きませんでしたが、夫によると酔っている人は他にもかなりいたそうです。青白い顔の私を見て、妙に明るいスタッフの人は、
「ダイビング行けるよねー?!楽しもうーっ!!」
あれよあれよという間にレギュレーターと重りを付けられ、すぐに船がポイントに到着、マスクやフィンを付け海に飛び込み、ロープを伝って潜るように言われました。(もー、やるしかないでしょ!!)海に潜ってしまうと後は、呼吸スーゴボゴボ、スーゴボゴボ、耳抜き、スーゴボゴボ、スーゴボゴボ、耳抜き、スタッフの手招きに従って泳ぐ、スーゴボゴボ、スーゴボゴボ、体が浮く、潜る、スーゴボゴボ、スーゴボゴボ、耳抜き、スタッフの呼びかけにOKサインを出す、スーゴボゴボ、スーゴボゴボ、泳ぐ、スーゴボゴボ、スーゴボゴボ…もう必死です。
そんな中、ウミガメ2匹と数種のお魚を観て、カメラマンに向かって夫と腕を組んでピースをしました。20〜25分の出来事でした。

「か、か、過酷だった…」
終わって船に上がってぐったり。速攻ウェットスーツを脱ぎました。
「まだシュノーケリングするなら、20分くらいありますよ〜」
スタッフの声に、心配そうに私を見る夫と一緒に、また海へと入ったのでした。(何故そこまでして遊ぶ?>自分)でもウェットスーツがないと、ちょっと海は寒かったです。

「昼食はもうじき終わってしまうので、食べる方はお早めにー!」
食えるかい、と港への帰り道、私は船でぐったりしていました。シャワーがあるので乾いた服で帰れますよ、という触れ込みがあったような気がしましたが、この状態&人数ではとても無理です。海水で髪や肌がベタベタ、水着もまだ濡れてます。うー、気持ち悪いよぉ。
港からコンドミニアムまでのバスは、冷房が入っていたら寒くて風邪をひくかも、と心配しましたが、分かっているのか冷房は入っていませんでした。これまた爆睡。

部屋に着き、温かいシャワーを浴びた時に
「ああ、私はこの瞬間を待っていたのだわー」
と心から思いました。

※しんどかったことを中心に書きましたが、まあウミガメも見たし、ツアー自体は悪くなかったと思います。でもモルディブを知っているせいか、魚が全然いないじゃん!と思ってしまいました。でも普通はあんなものなのでしょうね…。

始まる前の会場内過酷だった午前中のシュノーケリングツアーを癒すべく、午後は波の音を聞きながらのお昼寝&読書となりました。極楽、極楽。とは言え、朝から何も食べてないので、お腹が空いてきました。
「何か軽く食べに行く?」
「でも夕方からルアウショーで食べ放題だよ」
うーむ。スナックを食べて我慢…。

オールド・ラハイナ・ルアウ。人気のショーと言うことで、1ヶ月前に予約を入れました。座席はテーブルと、ステージに近いマット&クッション席(お座敷タイプ)があり、私たちが選んだのは後者です。
数あるルアウショーの中で、ここはオススメと聞き、楽しみにしていました。

お腹が空いていたこともあり、少し早めに出発。会場の向かえにあったラハイナキャナリーモールで時間をつぶし、開場と共に入りました。フロントで名前を言うと、名前入りのミニ・パンフのようなものを貰えます。
イム「すごーい、ムードたっぷり♪」
1人1人レイをかけてもらってお出迎え。スタッフが1人ずつ付いて、バーやトイレの場所を教えてくれて、席まで案内してくれます。あ、途中で一緒に写真も撮りました。ポーズはもちろん、ハング・ルース。
ステージの向こうは海、海岸で、いやあ、良い場所に作りましたね、という感じでした。ステージ横ではバンドがハワイアン・ミュージックを演奏していましたが、まだまだ自由タイムはたっぷりです。

海岸の手前では、伝統工芸の露天商(ハク・レイという髪飾りが綺麗!)や、ハワイの素朴なゲーム、ダンスなどの紹介をしていました。
「あ、これ、これ。イムだよ」
石で囲まれた砂の中に、ティという葉でくるんだ丸ごとの豚が早朝から蒸し焼きにされています。カルアピッグというハワイ伝統料理の1つだそうです。実際のショーが始まる前に、皆の前で開けてくれましたが、すごく美味しそうな香りがして、さらにお腹が空きました。

イム日没になり、会場内はとても良い雰囲気です。
「あー、お腹空いたー」
入り口で貰ったヴァージン・マイタイも飲み、テーブルに配られたサラダも食べてしまいました。食事は食べ放題で、テーブル毎に案内されるため、勝手に取りにはいけないのです。
「お待たせしました、どうぞ」
ずらりと並んだ料理の数々。ほぼ全部、少しずつ取りました。そしてそのどれもが美味しかったです、好き嫌いの多い私にしては珍しいです。ハワイ料理のロミロミサーモン、ポキ(お刺身)もグッドでしたが、中でも良かったのは、
「イム、むちゃくちゃ美味〜」
素朴な味なのですが、塩味が絶妙でした。ここのお料理は本当に美味しいです、オススメです。

ルアウショーそしていよいよ、ショーが始まりました。私たちの席はお座敷タイプのせいか、「自宅でテレビ見てるのかい?」みたいに寝っ転がって見ている人もいて、私たちもくつろいでショーを観ました。
ハワイと言えばフラダンス、と単純に思っていましたが、実際はそんな単純なものではなく、踊る人数も振りも様々です。共通していたのは、皆一様に笑顔だったことかなー?本当に楽しそうに踊っていました。
 オテア(タヒチのドラムダンス)
 フラ カヒコ(古典フラ)
 キリスト教宣教師団とメリーモナーク
 フラ アウアナ(モダンフラ)
以上、パンフにあったラインナップです。
そうそう、途中でお誕生日&ハネムーンの人は〜?と呼びかけがあり、該当者はステージの奥でダンスをする、というのがありました。意外とハネムーナーが多くてビックリ。日本人以外でも新婚旅行にハワイに来るんですねー。

フィナーレでショーは終了。これまでにデザートも食べ終わり、退場です。
出口のところで、入場時に撮った写真が売られていました。2人のスタッフとの写真がよく撮れていたので、購入。裏にネガが付いていました。これはちょっと嬉しいですね。
「終わっちゃったね〜」
マウイ最後の夜は、こうして更けていったのでした…。

マウイ 2003/09 :09月04日〜05日

2003年9月 5日

寝たいだけ寝て、波の音で目が覚めました。今日はいよいよ最終日です。帰りの飛行機は夜10時なので、時間はたっぷりあります。
「チェックアウト、5時まで延長出来るけど、どうする?」
「えー、でも水族館行くんでしょう?お昼も食べるし…」
「そうか、じゃあ延ばしても仕方ないか」
たらたらとして時間ギリギリの12時にチェックアウト。部屋に付いている洗濯機+乾燥機でお洗濯も済ませたので、帰ってから楽なのが嬉しいです。

お昼はラハイナのErik's Seafood Grottoに行きました。サラダのドレッシングにワサビが絶妙に使われていたり、パスタも独創性にあふれた物で、ここは当たりと思いました。オーナーは日本人女性で、昔はベイエリアに住まれていたそうです。
「一番また住みたいと思うのは、サンフランシスコよ〜」
ええ〜、そうかなあ、マウイ、すごく良いと思いますけどねえ。

その後、夫のリクエストのマウイ・オーシャン・センターへ。水槽トンネルもある水族館です。特に目新しい物はありませんでしたが、鯨についてはさすがに詳しく、冬にはハワイの周りは鯨だらけなんだとよく分かりました。
入り口で日本語のオーディオガイドも借りたので、さらに理解が深まります。でもこれ、指定の番号を押しても該当の説明がなかったり、全然違う説明をしたりする、なかなかスリリングなガイドでした。笑えましたが。

まだまだ時間があったので、キヘイの海を見ながらまた読書&のんびり。

夕食はSHAKA SANDWICH & PIZZAにピザを食べに行きました。サイズが明記されていなかったので、何も気にせず頼んでしまったのですが、後でよ〜く見ると3〜4人前とあってビックリ。
「絶対食べられないよーっ」
持って帰る訳にもいかないし、と青くなりましたが、何とか1、2切れを残したのみで食べました。美味しかったのに、サイズに気を取られてしまったのが残念です。

2時間前には空港に入り、時間通りに飛行機は飛び立ちました。さようなら、マウイ。(また来たいよ〜。)

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